
PROJECT-復興支援事業
株式会社麻生は1947年に製麺所として創業しました。当時戦災間もない頃、物資共に苦しい時代、先代の妻の助言により、配給の小麦粉からうどんを作る事を思い立ちました。電力・動力も不十分な折り、人力を頼りに足で粉を練り、手で麺を切断し、その時代の配給券で近所の食を賄ったのが始まりです。
2011年3月11日、東日本大震災で東北を中心に多くの地域が被災をしました。戦災の復興とともに歩んできた弊社は震災の復興支援事業に共感し、2017年4月、岩手県釜石市に三陸釜石工場を設立しました。地域の雇用を創出しながら、三陸の地場の食材を使って日々オリジナル商品の開発販売を行っております。

三陸麻生釜石工場は西京漬や味噌漬などの主力商品の製造の他、お節の販売製造や、水産加工を中心とした商品の開発を日々行っておりまます。また最新の設備を導入しており、様々な企業様から付加価値の高い商品の製造委託を受けております。

▼プロトン凍結機の導入
細胞を破壊せず凍結することで鮮度を維持するプロトン凍結機を導入しております。電磁波と磁束の働きを利用して一度にたくさんの氷の核を生成することにより、大きな氷の結晶へと成長することを防止。食材の細胞破壊を防ぎ、うま味成分が多く含まれるドリップの流出や離水を減少させます。

▼水産食品加工施設HACCP認証取得
食の衛生管理、安全性確保の手法として国際的にも認められているHACCP。西京漬けなど各種商品は水産食品加工施設HACCP認定工場にて製造しております。安全・安心を第一とした食の提供を日々行っております。